災害
大地震
阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震と近年、大きな地震が頻発しています。そして、迫りくる巨大地震である南海トラフ巨大地震への備えが声高に叫ばれているのです。四つのプレートの境界線上に位置する日本列島は、まさに地震列島です。古代から、多くの地震が頻発し、大地を揺るがし、人々の日常を奪ってきました。
火山と活断層
地震列島である日本には、多くの火山があります。全国で活火山が111山もあり、世界の活火山の約7%を占めています。活火山とは、過去およそ1万年以内に噴火した火山のことで、現在でも噴煙を上げている火山もあります。日本の有名な火山では、今でも噴火を続ける桜島や霧島山、巨大な外輪山を有する阿蘇山、噴火の記憶も生々しい雲仙岳や御嶽山、北海道の十勝岳や有珠山、そして日本一有名な火山、富士山などがあり、観光や温泉などで恩恵を与えている一方、災害を与える存在として恐れられているのです。
その火山と同様に、活断層も地震に大きな影響を与えています。活断層とは、数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層のことです。過去に繰り返し地震を起こし、将来も地震を起こすと考えられています。
要石と大鯰
大地震を起こすと信じられてきた大鯰を、タケミカヅチノカミが石で封じているという鯰絵が、江戸時代に流布しました。その石が、要石(かなめいし)です。日本には、四つの要石があるとされます。鯰絵で有名な鹿島神宮以外にも香取神宮の要石、三重県伊賀市の大村神社の要石、宮城県加美市の要石があります。要石は、地震を鎮めるとされる霊石です。
ちなみに、鯰は地震を引き起こすとされる火山のマグマと酷似しており、昔の人々が生き物に例えてイメージしたのだと考えられます。大きな鯰が暴れるとは、火山の噴火、マグマの噴出を表しているのでしょう。
滝の存在
日本には数多くの滝があります。狭い国土に多くの河川があり、山から海への距離が短い日本だからこそ、滝が多くあるわけです。古来、滝は龍(大蛇)に例えられました。恩恵をもたらすと同時に災害ももたらす畏怖すべき存在だったからです。滝は、水で満ちています。泉と同じく、滝はその水をコントロールする存在なのです。
滝がある場所は、古来、信仰の対象となりました。大滝や名瀑だけでなく、小さな滝も祈りの場となったのです。やがて、その場所には神社(仏閣)が建てられたのです。
滝がある場所は、地質学的に断層です。断層があるからこそ、滝が出来たわけです。滝や峡谷には、「蹴裂伝説」が生まれました。神々が蹴って大地を裂いたわけです。その場所に水が流れ、滝や峡谷を作ったのでした。
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